
太子町の西方院(さいほういん)は、聖徳太子の御廟がある叡福寺の目の前にある、静かで凛としたお寺です。
春のしだれ桜が有名ですが、ここは実は「三尼公(さんにこう)」の物語が息づく、“日本最古級の尼寺”としても知られています。
このページでは、西方院の由緒/ご本尊/ご利益/見どころを中心に、アクセスと子連れで失敗しないコツまで、事実ベースでまとめました。
駐車場あり
ベビーカー注意(砂利・段差)
日本最古級の尼寺
聖徳太子ゆかり
御朱印あり
目 次 ~ 知りたいところからお読みください
西方院の基本情報
| 名称 | 南向山 西方院 法楽寺(さいほういん ほうらくじ) |
|---|---|
| 住所 | 〒583-0992 大阪府南河内郡太子町太子1663 |
| 電話 | 0721-98-0133 |
| 拝観料 | 無料(境内自由) |
| 拝観時間 | 8:00〜17:00(納経・御朱印は要確認) |
| 公式URL | http://www.saihoin.com/ 縁起(公式) |
| 駐車場 | あり(数台) ※道が狭いので、向かいの「叡福寺駐車場」利用が安心 |
住所:大阪府南河内郡太子町太子1663
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由緒|聖徳太子を看取った「三尼公」の物語

西方院のはじまりは、推古天皇30年(622年)にさかのぼると伝わっています。
西方院の由緒は、公式サイトの「縁起」に記されています。
聖徳太子薨去(622年)ののち、太子に仕えた三尼公(さんにこう)が出家し、太子御廟のそばに建立したのが西方院――という物語が伝えられています。
「三尼公(さんにこう)」とは?(3人の名前)
- 善信尼(月益/つきしま)
- 禅蔵尼(日益/ひます)
- 恵善尼(玉照/たまてる)
「三尼公」は、聖徳太子信仰の中心地である叡福寺(御廟)と深く結びつく存在です。
向かいの叡福寺とあわせて参拝すると、太子信仰の“全体像”がつかみやすくなります。
ご本尊とご利益

ご本尊:阿弥陀如来立像
本堂には、阿弥陀如来立像が祀られています。
「西方(さいほう)」という寺名が示す通り、阿弥陀さまの極楽浄土に通じる世界観を感じるお寺です。
ご利益(信仰の目安)
- 供養・追善:大切な人を想う祈り、先祖供養
- 心願成就:気持ちを整え、願いに向き合う参拝
- 女性守護:尼寺としての歴史から、女性の祈りの場として親しまれてきた背景
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見どころ|静けさを味わう3つのポイント

三尼公御廟所(さんにこう ごびょうしょ)
境内奥には、開基にまつわる御廟所があるとされ、叡福寺(太子御廟)を見守るような位置関係も含めて、西方院らしさを感じる場所です。
“派手な観光”ではなく、静かに手を合わせる時間が深く残ります。
観音堂と十一面観音
境内には観音堂があり、十一面観音が祀られています。
本堂→観音堂→(可能なら)御廟所、の順で回ると参拝がスムーズです。
季節の彩り(しだれ桜・海棠・紅葉)
春は門前のしだれ桜が見事です。年によっては海棠(カイドウ)の時期が重なることも。
秋は紅葉も美しく、境内がコンパクトなぶん、季節の色が“濃く”感じられます。
御朱印(納経)情報
御朱印は本堂横の納経所でいただけます(不在の場合もあるため時間に余裕を)。
- 主な御朱印:「本尊 阿弥陀如来」「聖徳太子」「三尼公」など(内容は時期により変わる場合あり)
- 受付目安:9:00〜16:00頃(行事等で変更あり)
子連れ・赤ちゃん連れの注意点

西方院は静かで回りやすい反面、入口から砂利や段差があります。
子連れは「短時間設計」にすると、ストレスが激減します。
- ベビーカーは無理しない:砂利と段差で動かしにくいので、抱っこ紐が安心。
- トイレは先に:徒歩圏の「和みの広場」など、使いやすい場所で済ませてからがラク。
- 滞在は20〜30分でも満足:“深追いしない”のが勝ちパターン。
アクセス

電車+バス(喜志駅から)
公共交通は、近鉄長野線「喜志(きし)駅」からのバスが分かりやすいルートです。
「喜志循環線」→「聖徳太子御廟前」下車すぐが基本動線になります。
- 出発:近鉄長野線「喜志駅」
- 路線:近鉄バス「喜志循環線(太子回り)」など
- 下車:「聖徳太子御廟前」
- 徒歩:すぐ
メモ:本数は多くないため、当日は時刻表チェック推奨です。
車
- 南阪奈道路「太子IC」または「羽曳野東IC」からアクセス。
- 道が狭い区間があるため、初めての方は向かいの「叡福寺駐車場」を目指すと安心です。
内部リンク:
駐車場・アクセスを詳しく見る(3択&子連れ段取り)→
【太子町】西方院の駐車場3択|叡福寺駐車場が正解?ベビーカーNGの注意点も
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まとめ|歴史を知ると、景色が変わる

- 西方院:叡福寺(聖徳太子御廟)の目の前にある、静かな尼寺
- 三尼公:月益・日益・玉照の物語が残る
- 拝観:境内無料で立ち寄りやすい
- 子連れ:抱っこ紐+短時間設計がラク
ただの「桜がきれいな寺」ではなく、1400年前の“誰かを想う気持ち”が始まりにある場所。
そう知ってから手を合わせると、静けさがより深く感じられるはずです。














